そのほか離島などの沖縄の人口・面積・特徴

■伊江村

 

伊江村は沖縄県国頭村に属する村で、沖縄本島から北西9qに位置し伊江島から成っています。人口は約5千人で弱、面積は22.77?km2ですが、その内の35%は米軍基地として使用されています。伊江村の中央には伊江島空港がありますが、現在では一般的な旅客運用はされておらず、緊急輸送時のみの使用になっています。また、伊江村に西側は、米軍の飛行演習場がありますので、空域にも制限が設けられています。伊江島への交通手段は、主にフェリーになります。沖縄本島からは、通常運行で1日4往復の便が出ています。沖縄本島からは、約30分で到着しますので気軽に離島への旅を楽しむ事が出来ます。冬の時期には、運が良ければホエールウォッチングをする事が出来るかもしれません。伊江村の東側の1qは、白い砂浜が続く綺麗なビーチの伊江ビーチがあります。透明度の高い海の中、シュノーケリングやダイビングの体験をする事が出来ます。伊江村は体験学習も豊富に用意されていますので、子供たちの夏休みの課題を行うにも良い場所です。沖縄県の特産品のサトウキビを自分で収穫をして、黒糖を作る事が出来ます。また、沖縄県のグルメの島とうふをニガリの代わりに、沖縄の海水を使用して作る事も出来ます。様々な体験が出来ますので、特にファミリーに人気の高い場所です。

 

■宮古島

 

宮古島市は2005年10月1日に、平良市・京都郡伊良部町・上野村・城辺町・下地町が合併した市になります。人口は約5万人で、面積は204.60 km2です。宮古島市は年間を通して熱帯雨林気候です。気候の関係で、特にサトウキビ畑やトロピカルフルーツの農園が数多くあります。宮古島市の特産品として「雪塩」も有名で、宮古島市の海と空の自然から産まれた塩はモンドセレクション金賞を受賞した程の塩です。雪塩工場は見学も出来ますし、地元ならではの雪塩を使用した食品の販売もあります。また、宮古島市には酒造所も7箇所もありますので、経済も安定している市となっています。宮古島市への交通手段は2通りあります。1つは空路で宮古空港がありまして、年間約125万人の観光客に利用されています。もう1つはフェリーで周辺の島々を訪れる事が出来ます。宮古島市の特徴は、市全体が海に囲まれています。沖縄県らしいエメラルドグリーンの海を見渡す事が出来ますし、マリンスポーツも盛んです。宮古島市はリゾートホテルや東平安名岬・与那覇前浜・長間浜・渡口の浜ビーチ等が数多くある事や、那覇市から飛行機で約45分の距離と言う事も観光客に大変人気があります。2015年1月25日には、宮古島市と伊良部島を結ぶ大橋の建設が予定されていますので、今後も観光地としても力を入れて行く事が分かります。

 

■石垣

 

石垣市は沖縄県で三番目に大きな島の石垣島と11の有人島からなる八重山諸島の拠点の都市で、行政の中心の市となっています。石垣市の人口は約5万人で、突閣諸島は現在無人島になりますので、人口の全ては石垣市の住人のみとなります。近年では、離島でのゆったりとした暮らしを望む方が増え始めた事をきっかけに、徐々に人口が増えつつ有ります。石垣市は沖縄本島の那覇市から南西に410q離れており、各内では最南端及び最西端にあります。石垣市は本島よりも、海外である台湾の方が近くになります。石垣市には、新石垣空港と石垣港がありますので、交通の便も良く、石垣港からは周辺の離島、竹富島・小浜島・黒島・西表島へのフェリーが数多く出航しています。特に夏季シーズンはダイビング目的の観光客も多い為、石垣市と周辺離島のビーチは大変賑わっています。また、石垣市内にはマリンレジャーだけではなく、「宮良川のヒルギ林」、「荒川のカンヒザクラ自生地」、「米原のヤエヤマヤシ群落」、「平久保のヤエヤマシタン」等の天然記念物に指定されている場所があります。沖縄県内唯一の国指定名勝に指定された、川平湾はエメラルドグリーンが印象的な珊瑚礁の美しい景色に出会う事の出来る場所です。